2015年6月16日火曜日

残念です。「国民的合意のないままに安全保障体制の見直しを行わないよう 求める意見書」長久手市議会にて否決

  今日、6月16日はわたしの誕生日。

 それを記念して(というわけでもないけれど)愛知県下刈谷市議会選挙、にいむら健治候補の応援にいってきました。3人全員当選、ガンバレ!


 昨日は長久手市議会平成27年(2015年)第2回長久手市議会定例会最終日でした。

 さとうゆみ議員(市民ネット)提出、じんの和子(市民ネット)賛成者による

「国民的合意のないままに安全保障体制の見直しを行わないよう 求める意見書」は残念! 否決されました。

 リンク先意見書です。(ちょっと字数が多いけど、立派な内容です)

 賛成は7人
さとうゆみ、じんの和子、大島令子、上田大、田崎あきひさ、吉田ひでき、林みすず

反対は10人
岡崎つよし、青山直道、加藤和男、山田かずひこ、佐野尚人、山田けんたろう、なかじま和代、川合保生、木村さゆり、ささせ順子(敬称略)

 反対趣旨は「国民の多数が選んだ政権」「もはや日本一国だけでは平和は守れない」「他国に対する抑止力」ということでした。

 選挙で勝ったら、国民は黙ってぜんぶ政府のいいなりになれ、ということでしょうか。「他国に対する抑止力」というなら、どんどん他国に負けぬよう軍事を強化するということでしょうか。


 林みすずは賛成討論発言をしました。

 国民的合意のないままに安全保障法制の見直しを行わないよう求める意見書に賛成する立場から討論を行います。

 現在、国会で審議されている「平和安全法制関連法案」は、集団的自衛権を認め、日本が海外で戦争できる国にする、まさに「戦争法案」です

 憲法9条をふみにじる重大な3つの問題点があります。


(1)米国が世界で起こす戦争で、自衛隊が「戦闘地域」にまで行って軍事支援を行い「殺し殺される」危険が格段に高くなること。

(2)PKO(国連平和維持活動)法改定で、アフガンで3500人もの犠牲を出したISAF(国際治安支援部隊)など、危険極まる活動に自衛隊が参加することになること。

(3)日本がどこからも攻撃されていないのに、集団的自衛権の行使で米国とともに海外で戦争することになること。
 
改定されるそれぞれの法律は、過去長い時間をかけて国会で論議してきたものです。

例えば、PKO(国連平和維持活動)法だけでも、4国会、衆院で160時間も審議しました。それなのに、安倍政権は11もの法案を、1国会で通し、8月までに成立させようとしています。

なぜ、こんなに急ぐのでしょうか。

 それは、安倍首相が4月29日に米会議で演説して「夏までに実現する」と約束したからです。5月30、31日に行った共同通信社の世論調査では、81.4%の人が「安倍政権が法案をじゅうぶん説明しているとは思わない」と回答しています。

 6月4日の衆院憲法審査会では憲法学者3氏揃って、集団的自衛権行使を可能にする戦争法案について「憲法に違反する」との認識を表明しています。

自衛隊員は入隊時に憲法や法令遵守を宣誓します。自衛隊員の任務が変わり、戦死の可能性に不安が広まっています。自衛隊員の生命も守らなければなりません。

国民の意見を真摯に受け止めず、憲法違反の法案成立を強行することは、国民主権を無視し、立憲主義をふみにじるやり方です。

よって日本共産党は、意見書に賛成します。


 政府の危うい法案の行方を心配して、6人の方が熱心に傍聴されていました。









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