2015年8月27日木曜日

8月30日は長久手市長選の投票日です。


 立候補は二人

現市長の吉田一平氏(69才)
大学非常勤講師の森岡稔氏(62才)

 みなさん政策をよくみて、考えて、必ず投票に行きましょうね。

8月20日(木)ごとうみきさん(日本共産党日進市議会議員)が長久手市に視察されました

 長久手市の保育園や学童保育所の待機児童対策とゴミの回収ルートについて

 ごとうみきさん(日本共産党日進市議会議員)が長久手市に視察・研修にいらっしゃいました。


 長久手市同様、日進市もこどもの数が増えています。

 待機児童の解消は切実な問題です。子育て支援課にお話を伺いました。

 日進市は公立保育園は民営化へと転換する方針を出しているそうです。


 長久手市は公立のまま改築・改修をし、定員を増やすことで待機児童の解消を検討しています。



 長久手市の新規入所申込数407件、空き待ち数55人。

 ところが

 国や県の定義(計算)によると待機児童は27人。(2015年4月1日現在)

 そうしてこんな差が出るのでしょうか。

 
 例えば
ご近所の保育所Aは満杯、
 遠い保育所Bだったら空いてますよ、

 でも、それでは通勤や送り迎えがたいへんだからごめんなさい


 待機じゃないんだそうです(自己都合)

 「休職中」=産前産後、育児休暇中は家にいるんだから、自分で面倒見なさい


 これも待機じゃないんだそうです。


 対応した子育て支援課の職員は

 「3歳までの子どもは母親が愛情いっぱい育てるべき」と述べていました。

 児童福祉法では、

 保護者が働いていたり、病気や休職中、
 または災害復興などに従事している場合も含め

 「保育に欠ける」状態にあり、保護者から申し込みがあれば

 市町村は子どもを保育所において保育しなければならない

 としています。

 長久手市の子育てを支援する専門家の発言としては、少し残念でした。母親も働かないと、生活がたいへんな若い人はたくさんいらっしゃることでしょう。


 必要としているすべてのこどもに保育を! 若い街ですから。


 ゴミ回収ルートについても説明を受けました。

 日進市では資源物拠点回収を行っているそうです。お年寄りが重い古新聞を公民館まで運ぶのもけっこうたいへんかも。

 長久手市のルート回収がどのように確立していったのか環境課に話を伺いました。

 昭和50年代後半、住宅が増え始め、収集車のルートを増やさざるを得なくなり、収集車が通るルートに住民がゴミを置くようになったとのこと。

 現在、入札により3年契約(2014年7月1日~2017年6月30日)で2業者に収集を委託しています。

 市内を4地域に分け、もえるゴミとプラスチック製容器包装の収集を委託しており、年間6,100万円ほどかかっています。

 長久手市環境課の清掃員は9名、取り忘れや緊急の回収の対応をしています。

 私も一度「回収できません」とシールを貼ったまま、公園の階段付近に数日放置されたゴミの回収を依頼したら、すぐに対応していただきました。

 市民のモラル、努力、環境課の皆さんの奮闘で街の美化が保たれているのですね。

2015年8月13日木曜日

N-バス路線見直し(案)の説明を(ようやく)受けました

 2015年8月10日 N-バス路線見直し(案)の説明を受けました。


 既に会派を組んでいる議員には説明があったとのこと。(ほかの議員のブログで知りました)

 この件、先日も書きましたよね。事務局も大変でしょうけど、市民から選ばれた議員に説明がないななんて!ヘンですよね。


 副市長に申し入れたら、「近隣市町村では当たり前のこと。説明を受けたかったら会派を組めば」との回答でした。

 他に無会派議員は3期~5期のベテランばかり。ある議員は他の会派に入れてもらって説明を受けたそうです。

 N-バス路線見直しは、市民にとって大切な懸案です。
さっそく、担当部署(安全安心課)に連絡し説明をしていただきましたよ。


 以下、2015年9月より6つの路線見直しが行われます。東部線にワンボックスカー(9人乗り)が導入され試行されます。

もっと使いやすい、市民に親しまれるN-バスを目指して、みなさんのご意見を聞かせてくださいね。

「消防団の甲子園」敢闘賞!第60回愛知県消防操法大会(豊川市)に長久手市代表岩作分団参加

 2015年8月8日(土)

第60回愛知県消防操法大会(豊川市)に県下の消防団がワザを競いました。

 猛暑の中、早朝訓練を続けた成果


 4人1組のチームワークで力一杯の「ポンプ操法」を披露されました。

 素晴らしいワザ!

祝・敢闘賞受賞。



ごくろうさまでした。


いじめ問題対策連絡協議会がスタートします

 2015年8月6日定例教育委員会を傍聴しました。

 2013年国の「いじめ対策推進法」が施工されました。

それを受け長久手市も6月定例市議会で「いじめ問題対策連絡協議会設置条例」が可決しました。


 いじめ問題は世情を反映しているのか、日本全国どこでも多かれ少なかれ悩ましい課題を抱えております。

 今回の教育委員会で長久手市での運用面が話し合われました。

 出された意見は

会議を開いても、具体策がなければ

なにをどう誰が実行するのかが大切

会議がやったら終わり、いつもそうだ

たくさんの委員会があるがさっぱり(役割や実効性が)わからん
学校によって差があり、現状がわからない、
(協議会メンバーが)共有できるよう事務局は工夫して欲しい

例えば心理学などで、こどもたちの内面的分析も必要

ただ会議に出るだけの人選は必要ない

 
 いじめ問題は緊急の課題、

 教育長からしっかり機能する(実効性のある)委員会を構成すべきとの意見もありました。

 これから

 8月中旬に各団体
(愛知県中央児童・障害者相談センター、名古屋法務局人権擁護部、愛知警察署生活安全課、長久手市小中学校代表、保護者代表、長久手市子育て支援課、教育委員会事務局)
より委員を推薦し、9月教育委員会で決定されます。

 9月下旬より論議がスタートします。

 いよいよ長久手市での具体化が始まります。

 市民の皆さんもお気軽にご意見くださいね。

 

2015年8月7日金曜日

新日本婦人の会長久手支部「長久手市への要望書」提出に同席しました

 2013年私が関西から長久手市に引っ越してきたとき


 友人知人がいない私に、初めて声をかけて下さったのが

                 
                 

 新日本婦人の会長久手支部は、

 毎年、市長に平和・防災・福祉・子育て・個人情報の保護・環境・住民サービスなどについて「要望書」を提出されています。


 日々の暮らしのなかで、改めて身の回りを見直し、気づいたこと・こうあってほしいことを一覧にし説明されていました。

 長久手市がより住みやすい市になるよう、改善提案をしっかりと受け止めていただきたいですね。

 以下、要望書です。長大ですが、全文掲載します。


要 望 書

長久手市長  吉田一平 殿
                                                                       2015年8月3日
                                                       新日本婦人の会 ながくて支部
                                                       支部長 後藤あき江

 昨年7月1日の集団的自衛権行使容認の閣議決定は立憲主義に反した暴挙です。この閣議決定に基づいて上程されたいわゆる安保関連法案は憲法違反の疑いが極めて強く、憲法学者をはじめとする各分野の多くの学者、文化人が反対表明をしており、世論調査でも反対意見が増え続け、抗議行動も広がっています。

 一方で高齢者の年金や医療費は抑制され、福祉政策充実への反映が実感できないまま、2017年には更なる消費税増税がもくろまれており、私たちにとって安心できる暮らしは期待しかねます。長久手市は人口増加に伴い、住環境や住民の抱える問題も増えています。女性や子ども、力のない高齢者、障害者をはじめとする住民へのサービスの量や質については、従来よりひと回りもふた回りも大きく対応していただく必要があります。

 このような日々の暮らしのなかで、改めて身の回りを見直し、気がついたこと、こうあってほしいことなどを羅列しました。長久手市がより住みやすい市になるよう、検討をお願いいたします。

1,平和                    
 市民の命と暮らしを守る憲法の精神を市政に生かすとともに、長久手市としていわゆる安保関連法案(国際平和支援法、平和安全整備法)に反対する意見表明をしてください。

 非核平和都市宣言に続けて原爆パネル展など、引き続き市民の目に触れる企画を工夫し、実施す るとともに、その内容を市ホームページの「平和行政」などで知らせてください。
  また子どもたちにはもちろんのこと、一般市民に対しても平和教育を充実させてください。

2,脱原発
 浜岡原発、福井県内の原発を廃炉にするよう国に要請をしてください。
 原子力発電から撤退し、再生可能エネルギー、自然エネルギーへ転換するように国に要請し、長久手市独自でも自然エネルギー開発への助成をすすめてください。

3,防災
 東南海沖地震等が従来より大きい規模へと想定されたのに伴い、市内の地盤調査の上、亜炭鉱の坑道跡や液状化しやすい地域をできるだけ確定し、早急に公表してください。さらに現在ある避難所の見直し検討をすすめるとともに、7日分の非常食を確保してください。

 ハザードマップの充実、被災シミュレーション体験など防災教育とリーダー育成をすすめ、防災対策の推進と適切な補助をすすめてください。

 杁ヶ池体育館を避難所にふさわしい環境に整備してください。

4,放射線被曝
 市内の放射線量をできるだけ多くの場所で定期的に計測し、公表してください。

 放射線に関する知識および放射線被曝の影響、内部被曝の影響などを正しく教育してください。

 幼稚園、保育園、学校給食等の放射線量を測定し、結果を公表してください。

5,福祉
 一人住まいを把握し、みまもり事業をすすめてください。

 検診を受けていない乳幼児の把握ときめ細かい対応をしてください。
 国民健康保険税(料)、介護保険料を下げてください。

 低所得者に対して利用料の減免制度を実施拡大してください。

 要支援者を介護保険からはずす「介護予防、日常生活支援総合事業」は実施せず、公的責任により、誰もが健康で最後まで安心して暮らし続けられる地域包括ケアシステムをつくってください。

 65歳以上を対象としたリニモカードの増額と同等のマナカ等の配布をしてください。

6,子育て、教育
 市内に公立(公設民営ではない)幼稚園、保育園を大至急つくってください。また、保育士は正職員とし、きめ細かい対応ができるよう、保育士一人当たりの園児数を減らしてください。

 託児に近いいわゆる“保育ママ制度”は見直し、町時代から築きあげてきた年齢に応じた保育の質を充実させてください。

 また、どの子も同じ保育が受けられるよう、小規模保育事業・家庭的保育事業の保育資格の有無などの最低基準は、認可保育所と同等にしてください。

 少人数学級をすすめ、子どもたちひとり一人を大切に育む教育をすすめてください。

 学校内でのいじめはあるものという前提で、きめ細かく柔軟に対応してください。

 市立保育園・学校の設備の点検と補修(教室の空調、トイレ、天井、外壁等)を、保護者や子どもたちの意見を聞きながらすすめてください。また、通学路の安全についても点検をしてください。

 小学校・中学校の全教室にエアコンを設置してください。また、子どもたちの熱中症対策には十分な 対処をしてください。

 連休を含む長期の休みには、子どもたちに図書室などを開放してください。

 学童保育を必要とする子どもが全員学童保育所に入れるようにしてください。

 全国学力テスト(全国学力・学習状況調査)の結果については目的外の使い方をしないでください。

 また国に対し、全国学力テストの中止を要請してください。

 子どもたちと地域のお年寄りとの交流(昔の遊び、ゲートボール等)をする機会をつくってください。

7,個人情報
  住民が安心して暮らせるよう、個人情報やマイナンバーの取り扱いは厳重にしてください。

 地域の防犯カメラのデータの取り扱いについては人権・人格を犯さないよう、慎重にしてください。

8,建設・環境
 長久手小学校周辺の歩道が狭いので整備をすすめてください。
 市内の自転車道の整備をしてください。

 歩道と車道の段差を解消してください(特に長久手西通)。

 香流川、鴨田川、杁ヶ池の自然をいかした環境保全、整備をすすめ、外来種の調査をしてください。

 ペットと暮らす上での留意点やマナーの向上の啓蒙活動をすすめてください。

 緑化補助をすすめ、計画的に緑を残してください。また、市としてNO2、PM2.5等の定点測定をすすめ、公開するとともに市内の各学校、保育園などと十分連携を取ってください。 
           
 大規模店の進出に伴う周辺地域の環境悪化や交通渋滞への十分な対策を講じてください。

9,住民サービス
 市役所の通常の窓口以外に、行政、健康、暮らしのことなど生活困窮に限らず、気軽に何でも時間をかけてじっくり相談できる“相談窓口”を開設してください。

 市内のホームレス事情を把握し、生活支援や自立支援の対策を講じてください。

 就学援助や生活保護などの暮らしに関わる申請には速やかに対処してください。

 中央図書館に学習、閲覧スペースが少ないので増やしてください。
 保健センター利用者のためにロッカーを設置してください。

 小さい子やお年寄りが利用しやすいように、移動図書館、各施設の図書コーナーなどを市内のあちこちに充実させてください。

 幼い子を気楽に遊ばせられる施設や、子どもの足で行き来できる児童館のような施設を、市内にもっと増やしてください。

 夏場の省エネ対策のため無料のたまり場として施設を開放してください。

 各地域の老人いこいの家の活用をすすめてください。

 防犯用品等の補助をすすめてください。

 利用しやすいNバスになるよう、工夫をしてください。

9,その他
 長久手市の北部地域及びグリーンロード南地域に交番の設置を要請してください。

 リニモでもマナカが使えるようにしてください。

                                                                        以上


長久手の若い風がヒロシマへ、爽やかに

 2015年8月5日6日


 長久手市の中学生徒が広島平和記念資料館を訪れました。



 若者たちの出発式典に参加し、お見送りしてきました。


手前。後ろ姿が私

 せっかくの機会なので、待ち時間に中学生とお話ししましたよ。


 どうして応募しようと思ったの?


「おばあちゃんから戦争の話を聞いた」

「友達と平和について話すことがあった」

元気に答えてくださいました。


 お孫さんを見送りにいらっしゃった方は


「中学生の記憶は一生残るのもの。しっかり現実を見て学んでほしい」と。



 戦後70年、現在国会では「日本が海外で戦争する国にする?」

 まさに「戦争法案」の審議が行われています。


 全国各地、高校生や大学生、多くの若者が憲法を学び反対の声をあげています。


 長久手のこども達も、自分たちの目でしっかり広島を見て、学んで


「平和のたいせつさ」


 を考えてほしいもの。



 今回は応募者88人の中から抽選で15人が選ばれました。

 なんとか、意欲ある希望者全員が行ける予算は確保できないものでしょうか。


 長久手市は、2014年「非核平和都市宣言」をしました。


 9月には小中学校や市の公共施設に、パネルを設置します。


 2015年6月定例議会では残念

国民的合意のないままに安全保障体制の見直しを行わないよう求める意見書」は

 賛成7・反対10で否決されました。



 「どの子も戦場に送らない」と引き続き声をあげて、「新・安保法制」必ず廃案にしたいものです。