2015年8月27日木曜日

8月20日(木)ごとうみきさん(日本共産党日進市議会議員)が長久手市に視察されました

 長久手市の保育園や学童保育所の待機児童対策とゴミの回収ルートについて

 ごとうみきさん(日本共産党日進市議会議員)が長久手市に視察・研修にいらっしゃいました。


 長久手市同様、日進市もこどもの数が増えています。

 待機児童の解消は切実な問題です。子育て支援課にお話を伺いました。

 日進市は公立保育園は民営化へと転換する方針を出しているそうです。


 長久手市は公立のまま改築・改修をし、定員を増やすことで待機児童の解消を検討しています。



 長久手市の新規入所申込数407件、空き待ち数55人。

 ところが

 国や県の定義(計算)によると待機児童は27人。(2015年4月1日現在)

 そうしてこんな差が出るのでしょうか。

 
 例えば
ご近所の保育所Aは満杯、
 遠い保育所Bだったら空いてますよ、

 でも、それでは通勤や送り迎えがたいへんだからごめんなさい


 待機じゃないんだそうです(自己都合)

 「休職中」=産前産後、育児休暇中は家にいるんだから、自分で面倒見なさい


 これも待機じゃないんだそうです。


 対応した子育て支援課の職員は

 「3歳までの子どもは母親が愛情いっぱい育てるべき」と述べていました。

 児童福祉法では、

 保護者が働いていたり、病気や休職中、
 または災害復興などに従事している場合も含め

 「保育に欠ける」状態にあり、保護者から申し込みがあれば

 市町村は子どもを保育所において保育しなければならない

 としています。

 長久手市の子育てを支援する専門家の発言としては、少し残念でした。母親も働かないと、生活がたいへんな若い人はたくさんいらっしゃることでしょう。


 必要としているすべてのこどもに保育を! 若い街ですから。


 ゴミ回収ルートについても説明を受けました。

 日進市では資源物拠点回収を行っているそうです。お年寄りが重い古新聞を公民館まで運ぶのもけっこうたいへんかも。

 長久手市のルート回収がどのように確立していったのか環境課に話を伺いました。

 昭和50年代後半、住宅が増え始め、収集車のルートを増やさざるを得なくなり、収集車が通るルートに住民がゴミを置くようになったとのこと。

 現在、入札により3年契約(2014年7月1日~2017年6月30日)で2業者に収集を委託しています。

 市内を4地域に分け、もえるゴミとプラスチック製容器包装の収集を委託しており、年間6,100万円ほどかかっています。

 長久手市環境課の清掃員は9名、取り忘れや緊急の回収の対応をしています。

 私も一度「回収できません」とシールを貼ったまま、公園の階段付近に数日放置されたゴミの回収を依頼したら、すぐに対応していただきました。

 市民のモラル、努力、環境課の皆さんの奮闘で街の美化が保たれているのですね。

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